結論として大事なことは「ネットワークが…」
- 止まらないこと
- つながること
- 簡単なこと
- 見えること
です。
要は多くの中小企業以下の会社、組織、個人の方たちに対して「ネットワークをいじるな!」と言いたいです笑。
理由
理由は、無駄なお金を払う必要がないということです。それを支払うのであれば社内に還元しましょう。支払う余裕があるのであればユーザーに還元しましょう。
例えば…
中途半端な社内の知識人がカスタマイズをしたり、サポートのしっかりしていない業者に委託することでで謎な社内ネットワークが出来上がります。
そのカスタマイズした人は会社を辞めるかもしれません。サポートが雑またはサポートに対してイラ立ちを覚えるかもしれません。そのようなリスクがあるなネットワーク全体を質の高い専門業者に委託したほうがいいです。
シンプルにネットワークを構成するのであれば、正直なところ、Google検索やITパスポートレベルのネットワークの知識で十分だと思います。機器としては家庭用をレベルアップした法人向けの機器を購入し、簡単なネット接続の設定をして、有線ハブ、無線APを「必要なだけ」追加していくことがいいです。
ここで重要なのは一気に構築しないことです。まずは「シンプルにわかりやすく」これが基本です。いろんなものを増やす、機能を増やすことで管理が段々と難しくなります。
多くの社内エセ知識人はここができないわけです。ここというのは2つあります。
- 「保守を記録しない」こと
- 「何か足してしまう」こと
です。
たいていの社内エセ知識人はメインの業務と社内ネットワークの業務を兼務していることが多いので、構築後の保守はとってつけた作業だったり、つぎはぎで運用していくことが多いです。どうしてもそうならざるを得ないんですね。あと調べたことを試してみたくて、何かしら手を加えてしまうのですね。それがあとあとマイナスに効いてくるのです悲笑。
もしあなたに権限があれば、試しに社内で構築した人にドキュメントの閲覧を申し出てみてください。きっと中途半端なものか、あなたにとってわかりにくいものが出てくるでしょう。または存在しないかです笑。
中小の場合、社内で不満の声が挙がってから機器の追加、設定の追加を考えれば問題ないと思います。
お金があればなんでも出来ます。これって資本主義の世の中では当たり前です。しかし「ただつながればいいネットワークにそこまでコストをかける必要があるのか?」を考えてください。
セキュリティの懸念もありますが、ほんとにセキュリティを意識しているのであれば、各部署のリーダーに情報セキュリティマネジメントの資格を取得してもらうほうがいいです。情報事故の原因はほとんどヒトですから。ここは別のお話し。
「クラウドサービス」という方法
シンプルな構成を作っておけば、変更、追加の時に作業が容易になります。
最近はクラウドサービスが充実しています。いままでは専用の機器が必要だった機能やサービスもクラウド化しています。申し込んで月額費用を支払うだけで簡単に利用ができるようになります。
クラウドサービスは無料期間を設けていることが多いです。しかし、社内に機器を接続する従来のサービスはお試し期間を設けていることが少ないです。なぜならヒトが動くからですね。それに機器の購入、設置はについては契約関係や機器の故障、処分があとあと面倒になったり、十分にサポートを受けられないことが多いです。
こういう側面から見ても、もし同じことをするのであればクラウドサービスが便利です。
これからは「出来るだけ持たない」ほうが便利かと思います。IT技術はまだまだ過渡期ですので、1、2年でころころ変わります。機器を契約してしまうと5、6、7年は固定されてしまうのが相場ではないでしょうか?
まずは「やりたいこと、勧められたこと」に対して、ネット上で実現できるか、ソフトウェアで実現できるかかを確認するクセをつけましょう。Google検索をおみせ検索だけに利用するのはもったいないです笑。
対面販売、対面契約で感情が振れるのは気持ちはわかりますが深呼吸してみましょう。
「無駄なカネ払ってます!」
「あなたがその機能を利用するには関係ないコスト」、いわゆる無駄な料金が価格に転嫁されていることを忘れないようにしましょう。
今後の流れ
特にこれからの時代、ビジネスフォンや複合機、セキュリティ機器(UTM)は社内に設置することがなくなるでしょう。IT業界に限らず世の中の流れが「シェア」「持たない」方向に向かっています。
個人的にスキャンやプリント、コピーは使うかもですが、「複合機」という一般的な家庭用大型冷蔵庫3分の2の大きさのものは必要なくなると思います。卓上の少し性能の良い機器で十分だと思います。
新型コロナウィルスに端を発し、リモートワークも活発になってきています。
お金は別のことに使いましょ!