本文領域と署名領域があり、署名領域が広いか、改行によって署名領域を広げてしまった可能性があります。1行ずつ右クリックをしていくと、途中で右クリックをしたあとのサブメニューが変わるのではないのでしょうか?設定とかではなくそういう仕様なようです。
この記事のきっかけ
社員から「メールに貼り付けが出来ないんですが…。」と声が上がりました。行ってみると確かに…。私も普段意識したことがないので初めての現象でした。最初はHTMLメールとかテキストメールとか書式のせいかなと思いました。でも違いました。
Google検索
「OUTLOOK 右クリック 貼り付けできない」とかで調べました。
決定打サイトはありませんでしたが、記事をなんとなく頭の中でまとめてみると「こうじゃないか?」というあることが浮かびました。一番上から1行ずつ右クリックを試していきました。すると現象が確認できたのでこれが原因と同時に解決方法なのではないかと思いました。
改めてヒアリングしてみると…
もしかしたらと思い、声の上がった社員に改めて確認してみると、その方は自動的に署名が付くようにしていたらしいのですが、本文記述部分にスペースが欲しかったらしく、署名部分の一番上を改行して広げたようです。もちろんその時には「署名領域を改行」なんて考えもありません。私も知らなかったので…。そのときに署名領域が広がってしまい、右クリックの勢力が広がってしまったのですね。
見えない境界線があります
会社のメールを作成する場合、ほとんどの方がメールソフトの「署名機能」を利用しているのではないかと思います。
わたしもメール新規作成やメール返信のときに本文の下部に会社名や部署名、連絡先などが入るように署名を自動的につくように設定しています。メール作成時は見栄えが窮屈なので、数行改行することがあります。この段階で本文領域と署名領域の境界線の見えない上下が発生するのだと思います。
今回の現象が私にとって初めてだった原因が2つあります。
- 最上部から改行していた。
- 貼り付けはショートカットキーでしかやったことがなかった。
この2つが都合よく絡まって、いままで私には「右クリックしても貼り付けメニューが出てこない」という現象が起こらなかったんだと思います。
あとサブメニューからの貼り付けは、ここ10年くらいしたことがない気がする笑。