結論
「ユーザーを一瞬奪われたとしても、いつか戻ってきてもらえる・思い出してもらえるような製品、サービスを提供すること」だと思います。
問合せ、ユーザーサポート、接客などすべての業種について言えるかもしれません。
正確に言うと「自社の製品、サービスにが圧倒的に勝っているか?」ということですね。
理由
「画面を撮影することが容易になった、容易な環境」だからです。
これ防げる方法あります?
自宅に監視カメラ置きますか?死角は?望遠レンズでやられたら?結露でいいわけされたら?
「情報は流出する」を前提として、対策をする、影響範囲を最小限にとどめるように努めることがセキュリティ活動です。(だと思っています。大体はあっていますか?)
例えば…。
セキュリティを学ぶメソッドとして、まずは攻撃手法を知るというのがあります。
今回の攻撃手法は何というのでしょうか?
「デスクトップレコーディング」っていま思いつきました笑。
シンプルにスクリーンキャプチャでもいいでしょうか笑。
コロナ禍の終わりがわからない今、2020年以降リモートワーク、フリーアドレス(3密回避)が推奨されています。(他人の目がなくなることでセキュリティ抑止力が弱くなります。)
リモートワーク。フリーアドレス。誰が何をやっているかわからなくなります。私は個人的にそれで(が)いいんですが。
ちゃんと仕事しますんで笑。
とにかく自宅で仕事ですから、会社のデータをCRUDするのは当然ですよね。しかし、それが録画されていたらどうでしょう?
「録画したところでそれどうすんの?」…ですって?
例えば、顧客リストは会社利益の源泉です。もちろん客単価、VIPというリストはどこの会社にもあると思いますが、それらの顧客が他の製品・サービスへ乗り換えた場合、シンプルに会社の売り上げは減り、業績は悪化し、評価が下がります。
録画を何度も見て手打ちでデータするには十分な価値です。そう思いませんか?全部を手打ちする必要もありませんし。
今回の手法に限らず、昔からそれは起きていますが。
もう一度質問です。防ぐ対策って何かありますか?何か漏れていることあります?
ログ管理ソフトが入っていても、コピーログが残りませんし、技術者PCに顧客リスト閲覧ログがあっても手違いと言われれば…、それにアクセス制御は会社の責任です。
一度は奪われる!?
この記事の結論はここからです。
顧客リストが奪われて、それらの顧客に営業されて、顧客の乗り換えが発生した場合、そこからが勝負です。
リスト獲得方式は不正だとして、ここでは別問題としましょう。
次はユーザーに視点をシフトしてください。
ユーザーにはそれが関係ありません。仮に価格だけで考えてみましょう。
「同じサービスがいまより低価格で利用できるならユーザーはハッピー」です。
戻ってくることはないでしょう。
しかし、またまたここからが勝負です。
サポート、製品の質、お問い合わせ対応、着信課金0120、0800であること(ユーザーは現金です笑。私はここ結構見ます。昔ISP解約で数千円の通話料金かかったことあるので悲)、接客、対応、口調など、ユーザーは敏感でトータルで評価します、というより雰囲気・感覚で捉えます。
もちろんすべてが落ちぶれていても、圧倒的価格安も差別化の一つだと思います。いいですか?ちょっとじゃダメですよ。圧倒的安い!がポイントです。業務を効率化して、価格に反映するのはまたの話。
まとめ
最大のセキュリティは、「ユーザーを一瞬奪われたとしても、いつか戻ってきてもらえる・思い出してもらえるような製品、サービスを提供すること」だと思います。