RPAとは概念である。(だと思う。)

Wikipediaによると「ロボティック・プロセス・オートメーション…ホワイトカラー業務の効率化・自動化の取組みである。」ホワイトカラーとはワイシャツをイメージしたオフィスワーカー(事務方)の総称だ。

RPAのイメージ(個人的な見た目)

「RPA!RPA!!RPA!!!」というと、個人的にはパソコンにインストールするソフトウェアのすごい奴というイメージです。クリックする位置、起動するソフト、コピペしてペーストする。人間がやる作業ひとつひとつを記録し、RPAソフトに覚えてもらい、時刻や何かしらのイベントをきっかけに、記録した手順を実行するものだと思っている。もちろんひとつのイメージだ。私はRPAソフトを使ってことがないし、セミナーに参加したことはある。無償のものもあるようだが、いまは試しでも使おうとも思わない。それはなんとなく次のようなことが想像できるからだ。

対お局、窓際おじさん、保守(保身)幹部とかいろいろ

「これ、作業の棚卸が必要だよね?お局さんと仲良くして一個一個教えてもらわないといけなくない?」「え~それめっちゃつらいね。しかもなんかトラブル起きたら毎回飛んでくわけ?つらっ!!」「でも、実際RPA化したら仕事なくなるじゃん。よく自動化した分サービスの質がどうのこうの言うけど、それはそれでそれに特化した人を雇うよね?事務員さんは不要にならない?」「既存の業務においてRPA化して人削るのは現実的ではないような。それができる柔軟な考え方を持った経営者って少なそうだし、それを受け入れる一般社員もあまりいない気がする。だってあくまでも一般社員だからね。能力があったらも既に普通通りに働いてないと思うんだ。」「それ必要ある?とか言われたら萎える。」「私はこのやり方でやるとか、仕事がなくなっちゃうから、そんなことしなくていい!とか言われたら嫌だし。」

問題は山盛り…

ちなみに想像だけど、うちの会社もRPAはほど遠い気がする。まずは業務改善、棚卸、ツール導入とかだと思う。あと教育ね。でも片手間でそれをやるには辛すぎるし、権限もいただかないといけない。それができる文化を持った組織なら、もう少しずつ動き出している気がする。

自分だけでもラクしてみる?

自分の業務をできるだけ効率化、自動化、RPAに近いことができないか確認してみよう!自分の中で終わる実験なら誰にも迷惑掛けないところか、うまくいけば仕事がラクになる。

RPAの前にもっとできそうなこと。

  • システム開発会社都合のシステムを見直す。(つかいやすい基幹システムに出会ったことがない。)
  • エクセルをもっと使う。(しっかり説明を残す。やりっぱなしで誰が作った関数かわからないっていうあるある。)
  • OS標準機能を使ったファイル操作。
  • プログラミング言語を使用したちょっとした作業自動化。

事務員さんこそRPAを覚えるといい。

しかもそれがお局だと尚いい!意外とパワーバランスがRPAに傾くから笑。でもやっぱり、これには基本的には鶴の一声が必要だと思う。要は「こうすることになりました!」っていう権限者のリーダーシップが必要だ。

目の前の作業を再確認しよう!

その前に改めて作業、業務フロー、手段を確認し、社内の常識を疑うことから始めよう!RPAはそれからでも遅くない。もしかしたら整理した結果、RPA必要ないくらいに効率化できるかも!?

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