GoToイートの錬金術の報道がヤバい…。

エンジニアの端くれです。

結論から言うと、「ごめんなさい、設計、しくみ、動線などの熟考が足りませんでした。ごめんなさい、すぐ対応します」とGoToイートのおおもとが会見すべきだと思います。

それは国なのか、しくみ設計組織なのか、プロジェクト委員会なのかわかりません。勘違いしてほしくないのが必ずしも謝罪ということではありません。「ごめんなさい」という言葉も不要かもです。そこら辺は任せます。

しかし、「チェーン店を回って金額の安いもの一品を頼んでポイントを稼いでいる人が悪い」と勘違いしてしまうような報道があります。まぁテレビ局の方針や制作管理者の主観かもしれませんが。視聴していて違和感を覚えます。「いやいや違うでしょ!」って。

「日本ってまだまだこれからもこういう感覚(論理的でなく、本質を見誤ること)が続くんだろうな…」と勝手に落胆しています。

GoToイートは現時点で「プレミアム付き食事券」と「オンライン予約飲食で次回利用可能なポイント付与」の2つがあります。ランチは500ポイント、ディナーは1000ポイントです。詳細は調べてください。

今回は、チェーン店を複数予約して(まぁチェーン店じゃなくて複数の店を予約ということです)、例えば300円の枝豆を食べて店を後にします。これを繰り返します。すると毎回1000ポイント付与されるので実質、差額?差ポイント?の700を得するってことです。

誰でも考えますよね笑。

良い、悪いじゃないです。実行するかしないかだけで、今回は最低利用金額の設定がなかっただけです。私も利用しましたが、利用した店の店頭に「※一定額以上の利用を条件にポイントが付与されます」と書いてあるお店もありました。これって店に委ねられているんですかね?それともGoToイートの規約にも記載あるんですかね?いずれにしても、店と利用者は機器を通してすべて完結させるので、システムに落とし込むのは絶対なはずです。このシステムを作った人、または作ったものを認めた人は素人だったのでしょうか?それとも身銭切らないからどうでもいいと思ったのでしょうか?不思議です。

エンジニアの端くれ界隈だとこれは「許可されている」「制限がない」「それをしてもいい」「何も問題がない」ということになります。

まぁ最後は税金ですが…。あれ?…ということはポイントを積み上げることは普通だし、システムに穴をあけることも普通ということですね。国民は民間企業を安易に選択できますが、国や地方公共団体を選択するのはかなりの手間が必要ですからね…。やるせないです。

考え込むと、極論、「私、力付けよう!」ってなります。飛躍しすぎですね笑。

言いたかったことは、(その時点では)設計通りに利用しているのにそれを利用して得をしている人を攻撃?するような見え方、見せ方は嫌いっていう意見でした。

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