結論
自分だけで稼ぐ力をつけることがよい。古株っていうのは現状を揺るがす全てを拒否するので何も変わらない。嫌ならやめる。ただ、生活もあるのでやめるために自分が頑張って、スキルを身につけたり、自分にとって良い人に会う努力をしたりするしか無いのだと思う。
ChatGPTとの向き合い方
ChatGPTはすごい。しかし、ChatGPTを使うことが目的になっていないだろうか。個人や団体の目的というのは、太古から変わらず何かを増やしたり、大きくしたり、質を良くしたりなどというものだと思う。
例えば、ある記事に対して「キャッチコピーを5つ出してください」という要求は、5つぐらいだから人間にもチャットGPTにもできるはずです。ChatGPTは平均的に誰でも良さげなものがアウトプットできるので良い。
ただ、日本人はかけた時間を気にする傾向があって、5つ出した時間の方を気にする気がする。
要は、「すぐ5つ持って行っても、これ時間かけたの?吟味した?ChatGPTGPTで出したんじゃないの?」とネチネチするなら、ChatGPTを使おうが、どんなツールを使おうが、全く生産性は向上しない。結局、組織文化で何を使おうが「すぐ」っていうのはあまり日本人にあってないんだと思う。
例の中のゴールだと、「記事に対してコピーをひとつつける」だけだよね。作成時間は要件に無いわけです。ただそれだけ。
効率とツールの選択
ChatGPTを使わなくたって効率が上がればそれがゴールなので、アプローチ、手段、道具というのは何でも良い気がする。結局、組織の目的が何かということで、目的を達成できるのであれば、内容は何でも良いのかと思う。サッカーでもそうだが、日本人は結構中身にこだわったり、ネチネチ言うことが多い。多くの人にとって、中身に言いたいことを我慢して、事実を受け止め飲み込むことは大事だと思う。
日本のマネジメント課題
ちょっと話はそれますが、日本にはマネージャーと言えるマネージャーが少ないと思う。「やらせる力」はマネージャーにかなり求められると思います。ネチネチ言わずに、やってもらって失敗してもらう。
自分の力を誇示したいとか、管理したいとか、責任を持ちたくないという気持ちがあるから、生産性が上がらない。生産性が上がらないと、給料も上がらないし、やりがいもなくなる。新しく入った若い人はすぐに辞めてしまうのも、その理由だと思う。
結果無駄ガネを使うわけだが、垣根なく組織の誰もが自分の給料を守れれば良いと思っているので、この負のループは変わらないわけです。
消費者が考えて利用すれば少しは変わる気がする。
- 消費者が考える
- ちょっとそっとじゃ売れなくなる
- 売上が上がらない
- 危機意識を持つ
- 改善
これが理想。
組織の自覚と人材流出
長くいる人や、考え方が固まった年配の人は、人が離れていく原因を自覚しないと、組織は発展しないと思う。自覚があると、まだ改善の余地がある。しかし、自覚がないと、「どういう意識で仕事してるの?」と思うし、周りがそこで働きつづけるのは辛い。給料にもよるが、人は続かないし、辞めていくのは明ら。
意識改革と評価制度の必要性
結局、意識改革をするか、組織の評価制度の変更が必要です。全員が納得する評価制度は難しいが、不合理な点があると、従業員の満足度は上がらない。よく新しいことをするのに資料や稟議などめちゃくちゃ時間をかけるけど、逆に現状のルールを作った際の資料や稟議は見当たらない。「何も考えずになんとかなくそうなっている」からだ。そのなんとなくの現状ルールに誰かが違和感を抱いたら、大枠それは当たっていてすぐにでも変えなくていけないことだったりする。理由は簡単で「ちゃんと考えて違和感有り」と「なんとなくこんな形になってます~」を比較した場合、前者のほうが良くなる可能性が高いと考えるのが普通だからです。
新しいことをするのに資料や承認が必要というのは、古株の傲慢か、経営層の放置とか日本の従来のダサい組織文化に由来すると思う。ただただ変えたくないってのが理由だったりします。非効率だとしてもとにかく変えたくないんです。
非生産性の状態が続いたり、人が定着しないのは明らかです。
結果
やっぱり期待できないので、自分で稼げるようになるととてもいい!